乾いて
乾いて
かちかちに
ぱさぱさに
乾涸びてしまった わたしの心に
すこしずつ
すこしずつ
やさしくやさしく ふりそそぐ
やわらかな 雨が
うるおしてくれる
満たしてくれる
あふれるのは
なみだ
乾いて
かちかちに
ぱさぱさに
乾涸びてしまった わたしの心に
すこしずつ
すこしずつ
やさしくやさしく ふりそそぐ
やわらかな 雨が
うるおしてくれる
満たしてくれる
あふれるのは
なみだ
私信のみ(ありか様へ)
2005年6月12日 他ありかさま
メッセージどうもありがとうございました。
お返事が遅くなって申し訳ありません。
ゴスロリ、本当は憧れなのですがとんでもなく似合わないと諦めています。ありか様がうらやましいです。
きっと女らしい方なのでしょうね。
どうぞ宜しくお願いいたします。
メッセージどうもありがとうございました。
お返事が遅くなって申し訳ありません。
ゴスロリ、本当は憧れなのですがとんでもなく似合わないと諦めています。ありか様がうらやましいです。
きっと女らしい方なのでしょうね。
どうぞ宜しくお願いいたします。
ほかの王女さまと 結婚してしまった 王子さまを
人魚姫は どうしても 忘れることができませんでした
「もう一度 王子さまの もとに戻れるなら
もう一度 王子さまと 楽しいときをすごすことができるのなら
わたしは ほかには 何もいらないわ」
そう思った 人魚姫は
魔法使いのところへ 出かけていきました
「お前の話は ようく わかった
お前が王子さまのところへ戻れるよう
魔法をかけてやろう
そのかわり
お前の大切な
王子さまの記憶を いただくぞ」
そういうが早いか 魔法使いは 杖を振り上げました
人魚姫は 今も
魔法使いの家にいます
王子様との思い出が全てだった 人魚姫は
それからは 笑うことも 泣くことも 怒ることも
全て忘れ
じぶんが 誰なのか
何のために 生きているのかすらもわからず
今日も
何故流れるのかわからない 涙を流しながら
誰のために歌っているのかもわからない 歌を
歌い続けているのです
人魚姫は どうしても 忘れることができませんでした
「もう一度 王子さまの もとに戻れるなら
もう一度 王子さまと 楽しいときをすごすことができるのなら
わたしは ほかには 何もいらないわ」
そう思った 人魚姫は
魔法使いのところへ 出かけていきました
「お前の話は ようく わかった
お前が王子さまのところへ戻れるよう
魔法をかけてやろう
そのかわり
お前の大切な
王子さまの記憶を いただくぞ」
そういうが早いか 魔法使いは 杖を振り上げました
人魚姫は 今も
魔法使いの家にいます
王子様との思い出が全てだった 人魚姫は
それからは 笑うことも 泣くことも 怒ることも
全て忘れ
じぶんが 誰なのか
何のために 生きているのかすらもわからず
今日も
何故流れるのかわからない 涙を流しながら
誰のために歌っているのかもわからない 歌を
歌い続けているのです
いつになったら
おうちに帰れるの?
はやくおうちに
帰りたい
だいすきな だいすきな
あのひとが まっている
あの あったかいおうちに
ねえ たくさんぼうけんしたんだ
ころんだり まえにすすめなくなったり
もう あちこち きずだらけだよ
やわらかなタオルで
びしょぬれになったからだ
やさしく
くるんでくれるかな
ああ はやく
おうちに かえりたい・・・・
おうちに帰れるの?
はやくおうちに
帰りたい
だいすきな だいすきな
あのひとが まっている
あの あったかいおうちに
ねえ たくさんぼうけんしたんだ
ころんだり まえにすすめなくなったり
もう あちこち きずだらけだよ
やわらかなタオルで
びしょぬれになったからだ
やさしく
くるんでくれるかな
ああ はやく
おうちに かえりたい・・・・
神よ
今のわたしのこの苦しみが
この痛みが
あなたに背き続けた
あなたを裏切り続けた
わたしへの罰だというのなら
わたしは喜んでそれを受けましょう
でもどうぞ
あの人が幸せでいられるよう
全て満たされて 癒されるよう
ここで 祈らせてください
それだけが
わたしの願いです
今のわたしのこの苦しみが
この痛みが
あなたに背き続けた
あなたを裏切り続けた
わたしへの罰だというのなら
わたしは喜んでそれを受けましょう
でもどうぞ
あの人が幸せでいられるよう
全て満たされて 癒されるよう
ここで 祈らせてください
それだけが
わたしの願いです
あの人と出会って
初めて
おずおずと 顔をのぞかせた
もう一人のわたし
純真で
世の中の汚れを知らず
ただひたすらに 愛されることを願う
無力なわたし
そうあれは
抱きしめられたい
愛されたい
と うずくまって泣いていた
幼い日の わたし
あのひとがいなくなって
また
ひとりぼっちになってしまった
初めて
おずおずと 顔をのぞかせた
もう一人のわたし
純真で
世の中の汚れを知らず
ただひたすらに 愛されることを願う
無力なわたし
そうあれは
抱きしめられたい
愛されたい
と うずくまって泣いていた
幼い日の わたし
あのひとがいなくなって
また
ひとりぼっちになってしまった